オゾン発生機能付き空気清浄機について②
オゾンは、濃度によっては有害になり人体に影響を与えますが、0.1ppm以下であれば影響はないとされています。
一方で、奈良県立医科大学の研究によると、
・CT値330(オゾン濃度6ppmで55分曝露)では1/1,000~1/10,000まで
・CT値60(オゾン濃度1ppmで60分曝露)では1/10~1/100までという条件で新型コロナウイルスが不活化されるようです。
99パーセント(1/100)の不活化で良いとされていますが、濃度1ppmなので人体に影響を与えてしまいます。したがって夜の人が居ない時間帯を見計らって、オゾンを発生させます。CT値60以上になるように設定し、ウイルスを完全に不活性化させます。(8時間のモードでCT値330以上になります)
オゾンは残留毒性がないので安心して使用できますが、オゾン臭(0.01~0.04ppm)で残留が確認できます。
朝にはウイルスもオゾン臭もないクリーンでかつ快適な環境(チェアー、ドアノブなど含む)で患者さんを迎え入れることができます。