新型コロナウイルスへの感染対策の実際 飛沫感染・空気感染

新型コロナウイルスへの感染対策の実際 飛沫感染・空気感染

歯科おいて風邪に罹患している患者さんは、感染症にかかるリスクがあることや咳などで治療中呼吸が苦しくなることもありますので受診を控えていただくことがほとんどです。また現状では来院時患者さんにマスク着用をお願いしていますので、院内での咳・くしゃみ・会話による飛沫感染の可能性はほとんど無いと考えています。

歯科治療中の飛沫の距離が最大2メートルで感染のリスクとされていますが、当医院の場合チェアー間の距離が2メートル以上ありパーテーションに仕切られていることやバキュームで吸引していますので、治療中の飛沫感染も防ぐことができます。我々医療従事者はリスクに晒されていますが、99%ウイルスを不活性化させるインナーマスクの着用やフェースシールドで感染防御を行なっています。

 

歯科治療中のエアロゾル発生に伴う空気感染に関しては、換気と空気清浄機で対応しています。診療室内には、4台のダイキン製空気清浄機・加湿機能付きエアコンを設置しています。天井埋込式なので患者さんがエアロゾルに接触することなく効率よく強力に吸引します。本エアコンは、ストリーマ機能を搭載しウイルスを不活性化させます。

 

https://www.daikin-streamer.com/press/streamer_press_20170620.pdf

 

 

 

また同時にウイルスを不活性化させるバイオ抗体フィルターも設置し、2重にウイルス抑制を試みています。

 

https://www.daikin.co.jp/fcs/bio_antifilter/

 

 

待合い室には、IHI空気清浄機(一般的な空気清浄機の8倍の吸引力)を設置し、吸引した新型コロナウイルスを空気清浄機内のオゾンで確実に不活性化させています。

 

 

https://www.ihi.co.jp/iat/products/ozone/catalog/i/JS-7000.pdf

 

 

 

 

ウイルスが空間にない安全な状態を目指しています。