子供の歯を虫歯にしないために
子供を虫歯にしたくないと誰もが思います。最近では公で歯についての指導が細やかに行われているので、多くの方は子供の歯に関心をもち実践されていると思います。私も歯科医師の母として赤ちゃんからの虫歯予防や食生活に悩みながら実践してきました。毎日行う仕上げ磨きがいかに大変か、毎日食事をつくって食べさせる事がいかに大変かを実体験し、口で言うほど簡単ではないということを知りました。
子供の虫歯予防には①歯磨き②甘い物の取り方に気をつける(3歳までは甘い物を避ける)③フッ素の3本柱になります。継続して最終的には自分で管理できる様にしていかなければ意味がなく、それは長い道のりになります。
歯磨きやフッ素も重要ですが、虫歯菌の餌となる甘い物の取り方に気をつける事は非常に重要です。長期的にみると甘い物(ケーキ、ジュース、チョコレートなど)を避ける事はできません。食事をしっかり食べて、甘い物ばかり食べない様にするために、親が出来る事があります。それが3歳までは甘い物を避けることです。そのことについては次に書きたいと思います。